星空・星景写真の撮り方と必要な機材

撮影方法

一般的にはマニュアルフォーカスで無限遠にピントを合わせ、長時間露出を行います。手ブレ補正機能はオフにしておきましょう。RAWモードで撮影できれば後から暗い星を強調する、ノイズを減らすなど加工の自由度が高まるので有利です。

数枚ほど撮影しながら、ピント、F値、ISO、露出時間を調整します。レンズの明るさや環境にもよりますが、ISOは400~1600程度、F値は開放、シャッタースピードは15秒~30秒程度といったところです。

以上は星空を写す場合ですが、月の表面などを映す場合は設定が異なります。月は明るいため、ISO100、F8.0の場合シャッターは1/125秒~1/500秒程度となります(半月や三日月はより暗いため、シャッタースピードが遅くなります)。

また、星空の撮影には機材以上に撮影環境が重要です。理想的な撮影場所は、街の灯りが入らない、空気の澄んだ高原や山中です。水蒸気で空がけぶる、湿気の高い時期は撮影にあまり向いていません。また、月灯りがジャマしないよう、新月や月が沈んだ後の時間帯を選ぶことも重要です(もちろん、月の表面を撮影したい場合は別です)。

必要なアイテム

星空を写すには、まずは明るい広角レンズが必要となります。 レンズが明るければよりノイズを抑えて撮影でき、広角であればより広く空のひろがりをとらえることができます。レンズの明るさは最低でもF4.0以下、焦点距離は28mm程度ほしいところです。単焦点が理想ですが、ズームレンズでも開放であれば撮影可能です。ダイナミックな構図を追求する場合にはフィッシュアイレンズを用いる場合もあります。

一方、月の表面など星を詳細に撮影する場合には超望遠レンズが必要です。おおよそ、35mmフィルムサイズの場合、焦点距離1000mmで約1cmの大きさとされています。

長時間露出が必要となるため、三脚は必須です。リモートコマンダーかセルフタイマーを活用し、シャッターを押す際のブレを防ぎます。手ブレ補正は忘れずにオフにしましょう。

空気が澄んだ冬の空を撮影する場合、寒い中で長時間露出することになります。防寒の準備や予備バッテリー、カイロ(バッテリーをあたためる)などもあると便利でしょう。また、星空を自動的に追尾する赤道儀というアイテムもあります。星を長時間追い続けるため暗い星も撮影でき、星を点のままでとらえることができます。


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